ウェブ解析士の取得にかかる費用は、受験料だけを見ると17,600円(税込)ですが、実際に財布から出ていく総額は違います。テキスト代が必ずかかり、問題集や講座を足すかどうかで金額が変わるからです。
先に結論をお伝えします。
総額の目安は、最小構成で22,000円、標準的な独学セットで24,860円、講座まで含めると35,860円(いずれも税込)です。
この記事では、取得パターン別の総額、取ったあとにかかる維持費、そして2027年度から費用が大きく変わる話まで、お金まわりを全部まとめます。読み終われば、自分の場合はいくら用意すればいいか、はっきりします。
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ウェブ解析士の取得にかかる費用の内訳
まず、かかる費用を1つずつ分解します。2026年度時点の金額です。
| 項目 | 金額(税込) | 必須かどうか |
|---|---|---|
| 受験料 | 17,600円 | 必須(認定費用込み) |
| 公式テキスト | 4,400円 | 実質必須(試験はここから出題) |
| 公式問題集 | 2,860円 | 任意(ただし演習素材はこれだけ) |
| 認定講座 | 11,000円 | 任意 |
| 再受験料 | 12,100円 | 落ちた場合のみ(同一年度内) |
ポイントは2つあります。受験料には認定費用が含まれているので、合格後に追加で認定料を払う必要はありません。そして公式テキストは持ち込み可の試験の生命線なので、「実質必須」と考えてください。
取得パターン別の総額シミュレーション
組み合わせ別に、実際に払う総額を計算します。
| パターン | 内訳 | 総額(税込) |
|---|---|---|
| 最小構成 | 受験料+テキスト | 22,000円 |
| 独学の標準 | 受験料+テキスト+問題集 | 24,860円 |
| 講座も受ける | 受験料+テキスト+問題集+講座 | 35,860円 |
どのパターンが自分に合うかは、Webの実務経験と、独学でやり切れるかで決まります。演習素材が問題集しかない試験なので、私は独学の標準(24,860円)を基準に考えるのをおすすめします。
あみりえ私は独学の標準パターンでした。テキストと問題集だけで受かったので、かかったのは25,000円弱です。他のマーケティング系資格やスクールと比べると、この価格で体系的に学べるのは正直コスパがいいと思っています。
なお、落ちて再受験すると12,100円が追加になります。「最小構成で挑んで落ちる」と、結果的に独学の標準を超える出費になるので、ケチるところを間違えないのが大事です。
取得後にかかる維持費(ここを見落とさない)
申し込み前に知っておくべきなのが、取ったあとのお金です。
ウェブ解析士の資格を維持するには、年会費6,600円(税込)の支払いと、フォローアップテストの合格が必要です。どちらかが欠けると資格は維持できません。
ただし初めて認定された年の年会費は免除されます。支払いが始まるのは翌年分からで、期限は12月25日まで。クレジットカードの自動引落を登録している場合は、毎年11月30日に翌年分が決済されます。



私は2025年10月に認定されたので、その年の会費はかかりませんでした。ただ11月末には「2026年分」の6,600円が引き落とされています。年末近くに取ると、認定してすぐ翌年分の支払いが来る感覚なので、頭に入れておくといいですよ。
フォローアップテストは、毎年更新されるカリキュラムに知識を追いつかせるためのテストです。受験料は無料で、期限内なら合格するまで何度でも受けられます。認定されたその年は受験がなく、翌年から対象になります。
年会費を払う正会員には、毎年改訂される最新版テキストの無償配布などの特典もあるので、単なる維持コストではなく、知識を毎年更新するための費用と考えると納得感があります。
2027年度から費用が大きく変わります
そして、これが2026年に取得を考えている人にとって一番重要な話です。
WACAは2027年度からの資格制度・価格改定を発表しています。現在協議中の案では、費用はこう変わる見込みです。
| 2026年度(現行) | 2027年度〜(協議中) | |
|---|---|---|
| 取得費用 | 22,000円〜35,860円 (組み合わせを選べる) | 33,000円の統合型に一本化見込み (演習+試験+テキスト+レポート) |
| 試験のみのルート | あり(17,600円) | 廃止の方向 |
特に大きいのは、いま最も安く取れる「最小構成22,000円」の前提である「試験のみ17,600円」のルート自体が、2026年度末で廃止される方向だという点です。2027年度からは33,000円の統合型に一本化される見込みなので、独学派にとっては実質1万円前後の値上げになります。
なお、この改定は協会が「協議中」としており、金額や開始時期は変わる可能性があります。ただ、2026年度内に現行制度で申し込んだ人には現行の条件が適用されると案内されているので、費用を抑えて取りたいなら、動くのは2026年度内が確実です。
いま申し込めば、この記事の総額シミュレーションの金額で取得できます。ウェブ解析士認定試験の詳細・申し込みは公式サイトからどうぞ。
費用を無駄にしないための3つの注意点
せっかく払うお金を無駄にしないために、申し込み前に押さえておくべき点を3つだけ。
1. テキスト・問題集は受験する年の最新版を買う
カリキュラムは毎年1月に全面改訂されます。古い年度版を買ってしまうと、そのお金は丸ごと無駄になります。買い方の注意点は別記事にまとめています。
2. 受験は11月末までに終える
12月ギリギリに受けて落ちると、年をまたいで新しいテキストを買い直すことになり、再受験割引(12,100円)も使えなくなります。「落ちてももう1回受けられる余裕」を残したスケジュールが、結果的に一番安く済みます。
3. 迷いによる先延ばしが一番高くつく
2027年度の改定を踏まえると、「来年でいいか」の先延ばしは、そのまま費用増につながる可能性が高いです。取ると決めているなら、現行価格のうちに動くのが最も合理的です。
まとめ:総額25,000円前後、動くなら2026年度内
ウェブ解析士の取得費用は、独学の標準で24,860円(税込)。初年度は年会費が免除されるので、追加の維持費もかかりません。
そして2027年度からは統合型33,000円への一本化が見込まれており、いまの金額・いまの取り方を選べるのは2026年度内が実質最後です。
用意する金額がはっきりしたら、あとは動くだけです。ウェブ解析士認定試験の詳細・申し込みはこちら(公式サイト)。
「講座代11,000円を払う価値があるか」で迷っている方は、こちらで判断基準をまとめています。










