「ウェブ解析士って独学で受かるのかな?」「できれば講座を使わずに、サクッと取れたら…」と思っていませんか。
先に結論をお伝えします。ウェブ解析士は独学で受かります。
私自身、認定講座を受けずに、テキストを買ってから約2ヶ月で合格しました。
ただし「ノー勉でいける」ほど甘くもありません。
この記事では、私が実際にたどった約7.5週間のスケジュールをそのまま公開しながら、独学で受かるための勉強時間・勉強法・注意点をお伝えします。
読めば、自分がどれくらいの労力で取れそうか、具体的にイメージできるはずです。
関連記事:ウェブ解析士とは何か?初心者が知っておくべき資格の全貌
関連記事:ウェブ解析士はいらない?意味ない?仕事に活かせる人・活かせない人の違い
「ノー勉でいける?」に正直に答えます
まずここが一番気になるところだと思うので、正直にお答えします。
完全なノー勉は、正直きびしいです。ウェブ解析士は公式テキストを持ち込める試験ですが、「持ち込めるから勉強しなくていい」わけではありません(理由は後で詳しく説明します)。
ただ、安心してください。ガッツリ何百時間も勉強する必要もありません。ポイントを押さえて進めれば、想像しているよりずっと少ない労力で受かります。「めちゃくちゃ大変」と「ノー勉」の、ちょうど真ん中くらいのイメージです。
ウェブ解析士が独学で受かる理由
そもそも、なぜ独学でも受かるのか。理由は2つあります。
理由1:公式テキストを持ち込める
ウェブ解析士認定試験は、公式テキストや計算機を参照しながら解答できます。すべてを暗記する必要がないので、独学でも十分に戦えます。テキストはPDFなので、キーワード検索も使えます。(なのでPDFの方を買った方がいいです)
理由2:合格率が高い
直近の月間合格率は9割前後で推移しています。かつて「合格率50%前後」と言われていたのは数年前の話で、いまはずっと受かりやすくなっています。独学だからといって、極端に不利になることはありません。
とはいえ2027年度から内容が変わります。注意点です。
ただし「テキストの場所を覚えていないと」厳しい
ここが独学で一番つまずくポイントなので、先にお伝えしておきます。
2026年からの試験は60分で60問、1問あたり約1分です。この時間配分だと、「どこに書いてあったか」を毎回テキストで探していると、まず間に合いません。
持ち込み可なのに落ちる人は、たいていここでやられます。テキストを引けば分かるはずの問題でも、探しているうちに時間切れになるんです。だから独学のゴールは「暗記」ではなく、「どの内容が、どのあたりに書いてあるか」を体で覚えること。ここを意識するだけで、独学の勝率がぐっと上がります。
私の独学スケジュール(8/10購入→10/2受験)
ここからが本題です。私が実際にどう進めたか、リアルな日程で公開します。
8月10日にテキストを購入し、受験日は10月2日。約7.5週間、講座は受けずに独学で合格しました。もともとブログやアフィリエイトでWebの知識はありましたが、解析や数字で語るのは苦手なところからのスタートです。
あみりえ毎日きっちり進めたわけではなくて、数日空いちゃう日もザラでした。まとめて読んだ日もあります。だから「毎日◯時間」より「トータルでこれくらい」で考えるのがおすすめです。
1〜3週目:とにかくテキストを読む
まずは全体をざっと通読しました。テキストは全部印刷して、ホチキスで章ごとに分冊にして持ち歩きました。カフェでも、寝る前もベッドの上でも読んでいました。
頭に入らないところは声に出したり、マーカーを引いたり、ノートに書いたり。1回で完璧に理解しようとせず、「どのへんに何が書いてあるか」の地図を頭に作るイメージです。わからない用語は、タブレットで調べながら進めました。
4〜6週目:問題集を周回する
公式問題集を繰り返し解きました。似た問題が本番でも出るので、問題集は独学の要です。
このとき意識したのは、「この問題は問題集の第何章あたりの話か」がパッと出るようにすること。本番でテキストや問題集を引くとき、これができると一気に速くなります。苦手でどうしても忘れる用語は、付箋を貼り、それでもダメなら単語帳に書いて叩き込みました。
7週目〜本番:GA4を触る+総仕上げ
試験を申し込むと、GA4(Googleアナリティクス4)の閲覧権限がもらえます。本番では、実際にGA4にログインしてデータを確認する問題が出ます。これは問題集には載っていないので、独学の人ほど事前に触っておいてください。
メニューの位置やレポートの見方を知らないと、本番で探すだけで時間が溶けます。私は総仕上げの時期に、GA4を実際にいじりながら「どこに何があるか」を確認しておきました。
独学に必要な勉強時間の目安
「で、結局どれくらい時間がかかるの?」という疑問に、目安をお答えします。
| タイプ | 勉強時間の目安 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| Web業界の経験がある人 | 20〜40時間 | 1〜1.5ヶ月 |
| Web未経験の人 | 60時間以上(余裕をみて90時間) | 2〜4ヶ月 |
私はもともとWebの知識があったほうですが、それでも読んで即理解、とはいきませんでした。SEO関連のカテゴリーには強いが、知らないカテゴリーは一から、という感じでした。
「ラクに取りたい」なら、時間を削るより、余裕をもったスケジュールで少しずつ進めるのが結局いちばんラクです。直前に詰め込むより、大枠でスケジュール管理をしてコツコツ読むほうが、負担も少なく定着します。
ここまで読んで「これくらいなら自分もいけそう」と思えたなら、あとは動くだけです。ウェブ解析士認定試験の詳細・申し込みは公式サイトから確認できます。テキストもここから購入できます。
独学で効率よく受かる勉強法4つ
できるだけラクに、効率よく受かるためのコツを4つにまとめます。私が実際にやって効果があったものだけです。
1. テキストは「暗記」より「脳内に記憶を作る」
くり返しになりますが、独学のゴールは丸暗記ではありません。出題も全く同じ問題ではありません。
「どの内容がどのあたりにあるか」を覚えるのが最優先です。付箋や見出しを活用して、本番で秒で引ける状態を作りましょう。
2. 問題集は最新版を、周回する
公式問題集は、必ず受験する年の最新版を使ってください。カリキュラムは毎年1月に改訂されるので、古い版だと内容がズレます。同じ問題集を何周もして、出題の型に慣れるのが近道です。
3. GA4は「触って」おく
GA4の実践問題は、テキストを読むだけでは対応できません。申し込み後にもらえるアカウントで、実際にログインして操作しておきましょう。レポートの場所を知っているだけで、本番の時間の使い方がまるで変わります。
ここは読めるようにしておいたほうが絶対にいいです。初めてで全くわからないという場合はGoogleアナリティクス4講座があります。こっちを先に受けてもいいと思います。
4. わからない用語はAIに聞く
独学だと、わからない用語を質問できる相手がいないのがネックです。そこは生成AIをうまく使いましょう。私は「この用語の意味だけを簡単に教えて」と聞いたり、それでも分からなければ「例題を作って」とお願いして理解を深めました。独学の心強い相棒になります。
この時期はタブレットを持ち歩いて、AIに聞きまくっていました。
独学が不安な人は、講座という手もあります
ここまで独学の話をしてきましたが、正直に言うと、独学が向かない人もいます。
- 一人だとモチベーションが続かない人
- Web業界がまったくの未経験で、用語からしてつらい人
- 質問できる相手がいないと不安な人
こういう方は、無理に独学にこだわらず、認定講座を使うのも十分アリです。講座なら体系的に学べて、質問できる環境もあり、練習問題も用意されています。独学でつまずいて時間を溶かすより、最初から講座で一気に進めたほうが、結果的にラクなこともあります。自分に合いそうな講座を検討してみてください。
取ると決めたなら、2026年度内がおすすめ
独学で安く済ませたい人には、特に知っておいてほしい話があります。
WACAは2027年度から資格制度と価格を改定すると発表しています。現在の「試験のみ17,600円(税込)」で取れるルートは、2026年度末で廃止される方向です。2027年度からは演習・試験・テキスト・レポートを一体化した統合型(33,000円の見込み)に一本化される予定です。
つまり、独学でコストを抑えて取れるのは、実質いまが最後です。「独学で安く済ませたい」と考えているなら、2026年度内に動くのが賢い選択です。
まとめ:独学でも、2ヶ月あれば受かる
ウェブ解析士は、独学で十分に受かる資格です。私自身、講座なしで約2ヶ月で合格できました。
ノー勉は無理ですが、ガッツリ勉強も要りません。テキストを暗記するのではなく「どこに何があるか」を覚え、問題集を周回し、GA4を触っておく。
最初にこの3つをスケジュール管理して押さえれば、余裕をもった勉強で合格に届きます。
「これくらいなら自分もいけそう」と思えたなら、それがもう答えです。現行価格で取れるうちに、テキストを手に入れて始めてみてください。ウェブ解析士認定試験の詳細・申し込みはこちら(公式サイト)。
「そもそも自分に必要な資格なのか、まだ迷っている」という方は、こちらもどうぞ。










